仕事のため急遽切り上げた4月の京都旅行。残りのKYOTOGRAPHIE 2022の展示を観るため、GWに再び京都へ行きました。
その初日、ヨドバシカメラ京都を出てすぐの地下通路でのこと。
これからホテルへと10分ほど歩くということで、身支度のためかばんの中をごそごそしていたのですが、右肩からストラップで下げているミラーレスカメラα7Cがちょっと邪魔。
ふと後ろを見ると、街中によくある消火器ボックスがあるではないですか。
これ幸いとばかり、肩から外したα7Cをその上に置いたところ……
置いたという手応えがなく、代わりに「ガランガラン!」とものすごい音が。
何事かと消火器ボックスをみると、これ、ボックスではなくただの看板でした。上がない。
こういうやつですね。
https://www.nasta.co.jp/product/sign/213.html
消火器やボックスにぶつかりながら、α7Cとレンズ(FE 28-60mm F4-5.6)は150cmくらい落下したことになります。「旅行初日から終わった」と落胆しながら手に取ったところ、問題なく動作する様子。ソニーすごいな。撮影中以外は液晶画面を収納していることもあって、背面モニターも無事でした。普段からバリアングル式モニターを褒め称えていますが、改めて感謝です。
ただしよく見ると、FE 28-60mm F4-5.6の前面2カ所に傷がついていました。まあ、これくらいですんだのはラッキーでしょう。
レンズの前玉は無事ですし、鏡筒が歪んだ形跡もありません。ちなみにボディに外傷は見当たりませんでした。
その事故の後、ホテルに向かう途中であることに気づきます。レンズの前にあるべきフロントキャップがないのです。落下の衝撃で外れ、気が動転したままその場を離れた模様。なんとも情けない……フロントキャップがなくても写真は撮れるので、とりあえずそのままホテルに向かいました。
翌日京都を去る際、事故現場に戻ってみると……フロントキャップありました。
見つからなかったら目の前のヨドバシカメラ京都で買おうと思っていたのでよかったです。
今回は運良く大事に至らずすみましたが、移動中こそ落ち着いて行動すべき。気をつけねば。あと、カメラをぶつけた消火器が壊れてませんように。