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50歳過ぎていまさらメルカリをやって思ったこと…そのメリットとデメリット

約1年前に遅ればせながらメルカリのアカウントを取り、これまで細々と25品を出品しました。実際の取引はここに記せませんが、購入いただいた方は常識ある方ばかりで、世に言われるほど不快な思いをしたことはありません。

出品したのはヘッドフォン、スピーカーケーブル、USBハブ、Mac用の電源アダプタなど。保存先で買い取ってくれないほど古いカメラも購入いただきました。

当初は「こんなもの誰が買うのだろう」と思っていましたが、まさに捨てる神あれば拾う神あり。ありがたいことです。

はじめた理由

メルカリでの出品を始めたのは、コロナ禍によりテレワークになったのをきっかけに、部屋を片付けはじめた頃でした。

当初は不用品をマップカメラ含むリサイクル業者に出していたのですが、何気に引き取り拒否のものが多い。そこで試しにメルカリに出品してみたところ、自分が考えるよりは高値ですぐ売れたのです。そのときの購入者さんとのやりとりが楽しかったこともあり、その後は月1〜2品程度のペースでまったりと続けています。

感心したこと

いまさらメルカリの世界に足を踏み入れて思ったのは、「まさかこれが?」というものが売れること。中古品業者は頭を痛めているのではないでしょうか。いや新品を扱う小売やメーカー、はたまた広告業界などにも影響は大きいと思います。

サービス面で感心したのは匿名で発送できること。他の類似サービスも同じなのでしょうか。世の中は着実に進んでいるなあ。購入者に住所がバレるのが嫌でこの手のサービスに尻込みしていたのですが、これなら安心です。

発送の手続きも簡単。私の場合は売れると出品物を持って近くのクロネコヤマト配送センターに行きます。そこのネコピットにメルカリのスマホアプリで表示した二次元バーコードをかざす。すると伝票がプリントアウトされるので、出品物とともに担当者に渡すだけです。

雨の日はヤマト運輸に自宅まで集荷してもらうこともあります。ただ、配送センターまでの徒歩距離が散歩にちょうどよいことから、なるべく配送センターまで出向いています。

メリット

出品で得たメルペイは近所のスーパーで使用しています。そのスーパーでは1年ほど現金やクレジットカードをほぼ使っていません。テレワークになってから大幅に食費が減っており、それにはメルペイが間違いなく寄与しているはずです。

もうひとつのメリット。それはものを簡単に買わなくなったことです。

いらなくなればメルカリで売れることは理解しているのですが、売値の低さや出品・発送の手間を考えると、購入する際「やっぱりいらないな」「今買う必要はないよな」などと考えるようになりました。

デメリット

まずは梱包材にかかる費用。

私の場合、60サイズの段ボール箱、ピロー型エア緩衝材、袋タイプのエアキャップ、クッション封筒、布テープを常備しています。

よく考えると結構な額になりますが、物品が届いた時に喜んで欲しいので、使い回しの段ボール箱や新聞紙など、惨めな見た目のものは使わないようにしています。

あとは出品までの手間。

基本的に出品するときは、三脚にミラーレスカメラを取り付け、3万LuxのLEDライトでライティングして照らして出品物を撮影。撮影がほとんど趣味みたいになっていますね。メルカリはスマホで手軽に出品できることに意味があるので、これは本末転倒というか。

発送も手間といえば手間に感じますが、私の場合そういうのは売れたうれしさで吹っ飛びます。

まとめ

思えば商品撮影、梱包、発送、購入者とのやりとりといったメルカリでの作業は、これまで自分の業務の一部として長年やってきたことでした。

それに加えて、仕事前の朝に出品→仕事が終わったら発送に行く、というフローが確立したのも、毎日出勤して23時ごろ帰宅していた頃だと無理だったと思います。

メルカリでの購入は1度だけで、メルペイにチャージしたこともないのですが、これからも気が向いたら程度のペースで出品をしていくつもり。

転売への対処や大幅な収益減などメルカリには課題もあると思いますが、この市場を健全に維持して、もっといろんなところでメルペイが使えるようになるとうれしいです。

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