自宅リビングにソニーBRAVIA X8000H(KJ-75X8000H)を導入して早2カ月。
付属の小さなスタンドをつけて部屋のに置いた時点で力尽き、そのまま床置きしていました。
75インチのテレビの開梱・設置なんて一人でやるもんじゃないと痛感したのを覚えています。
1mmたりとも動かすのがおっくうだったので「このままでいいか」としばらく過ごしていたところ、画面の下端にルンバが何度も体当たりを繰り返している様子を見て真っ青に。これを機に本格的にスタンドの物色を開始します。
その過程で知ったのがEQUALSブランドの「WALL」です。家電量販店で実物を見て「これにしよう」と決心。壁掛けよりは手軽でローボードなどテレビ台よりは個人的にスタイリッシュに思う。
注文したのはV3と呼ばれる80型まで対応する製品のうち、画面の高さを稼げるハイタイプ(WLTVB6111)です。
梱包サイズは意外にコンパクト。
しかし箱の中にぎっちりとスチール製の部品が詰まっているのですごく重い。梱包重量は23.2kgとのこと。この時点で腰を労わるムーブへと移行。
中身を取り出した状態。
カラーは部屋の壁紙に合わせてホワイトに。画面だけが浮いているような効果を狙って見ました。
ただし改めて見ると壁紙は白というよりクリーム色。失敗したかな。
ネジ類はこうやって分類・パッケージされています。組立説明書の記号にあわせて背面から取り出す方式。よくできています。最近はこんな感じなのか。工具もすべてパッケージに同封されていました。
わかりやすい組立説明書。部品の上下や表裏も理解しやすくなっています。
ネジとワッシャーの種類が多く複雑なのですが、テレビメーカーを問わない汎用設計のため、実際には使わないネジや部品が多々見られます。これは仕方ない。
設計の良さと丁寧な説明書のお陰でここまでは楽に組み立てられました。
問題はテレビに取り付け金具をつけるステップ。説明書を見ると、テレビの背面の形に合わせて何パターンか例があります。
それに沿って作業を進めても良いのですが、型番を入れると取り付け方を指南してくれる公式ページがあるのでチェック。
https://equals.tokyo/wall\_tv\_check/
そのページによると、BRAVIA X8000Hはテレビ付属の壁掛け用アタッチメントを使う必要があるとか。
「そんなものあったかな」と探すとありました、これのようです。
WALLにもこういうスペーサーが付属していますが、ソニー純正のほうはもっと頑丈そうな造りになっています。これで取り付け金具まで適度な距離を稼ぐ仕組みです。
ワンオペでの作業の都合上、テレビの画面を下にしてマットレスの上に。画面へのダメージを考えるとおそらくやらないほうが良い行為かと。
ちなみにテレビに取り付け金具を装着するにあたり、同封のネジ穴計測ツールの使用が推奨されています。
というのもパッケージにはいろんな長さのネジが入っていて、長さが合わないとネジがテレビ内に突き抜けてしまう可能性があるから。そういった事故を事前に防ぐためのツールです。別の作業でも使えそう。
スタンド側、テレビ側ともすべての部品が取り付けられて準備完了。次に何をするのかというと……
説明書のイラストを見て絶句。テレビを持ち上げてスタンドの4か所に取り付け金具の突起を引っ掛けるとのこと。ついにこの時が来たか……
ひっかけるのではなく、スタンドとテレビをネジ止めするかと決めてかかってたので少しショック。
33kgのテレビを持ち上げてここに正確に引っ掛けなければならない。
いちおうやってはみたのですが……ワンオペでテレビをこの高さまで持ち上げて引っ掛けるのはやはり無理でした。
というわけで後日屈強な友人に手伝ってもらう約束を取り付け、今回の作業はここで終了。組み立てられたスタンドがテレビの横に立ったままなのが虚しい。
テレビの開梱・設置のときも思ったのですが、こういうの一人でやるものではないですね(汗)
作業は完了しませんでしたが、わかりやすく安全に組み立てられるよう工夫が凝らされていることに感心。安定性や使い勝手などは無事テレビを載せたあとに改めてレビューするつもりです。