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パークイン桐生の宿泊プランに出てくる「なごみ宿(フローリングルーム)」の実態

ビジネスホテルでちょっと変わった部屋に泊まったのでご報告。

桐生駅から徒歩2分くらいの位置にある「バークイン桐生」。

一般的な部屋を使用する宿泊プランも多数あるのですが、私が楽天トラベルで予約したときは「なごみ宿(フローリングルーム)」しか残っていませんでした。

この宿泊プランの説明をまとめると、「床はフローリングでベッドはない、バス・トイレはある」というもの。布団なのに畳ではなく、バス・トイレは共同ではなく専用のユニットバスがついているわけです。

ふと「これなら毎朝やっているFit Boxing 2のエクササイズが捗るのでは?」と思いつきました。一般的なビジネスホテルの部屋だとフックやアッパーが周りの壁や家具にぶつかる恐れがあり、まともにエクササイズできないのです。布団を畳めば足元が広がってこの問題が解決する?

まあ本当のところ直前に探したので他に選択肢はなく、この部屋を予約することに。普段は極力ドミトリーなどバス・トイレが共有の物件は避けているのですが、今回はベッドはないもののバス・トイレは自室にある。Fit Boxing 2のエクササイズ以外にも、ベッドがないことで面白い過ごし方を思い立つかもしれません。

というわけで「なごみ宿(フローリングルーム)」に入ります。

旅館のように上がり框があり靴を脱ぎます。折り畳み傘を広げて干せるほどのタタキがあります。

布団は最初から敷いてありました。下にはマットレスも。正直、布団を畳まないと足の踏み場もないくらいの広さです。

そこで布団をマットレスごと畳もうとすると……マットレスが固くて折り曲げられない。

当初は布団を畳んで広々過ごそうと考えていましたが、早々に諦めて万年床スタイルで楽しむことにしました。

自宅でもコロナ禍まで長らく布団だったので、寝転んでみるとなんだか懐かしい感じ。大学生のころから続いていた万年床暮らしを思い出します。寝転んだ状態で手に届く距離に必要なものを置き、めったに起き上がることのないあの生き方。今風にいえばセルフネグレクト一歩手前でした。

テレビは壁埋め込みのようなスタイル。

しかもHDMI入力が使えるようになっていました。

ビジネスホテルはたいていHDMI入力がなく(D端子時代のテレビだったりする)、あったとしても塞がれていたりします。そこを思うとかなりポイントが高いです。

HDMIケーブルを持っていなかったので使いませんでしたが、これは個人的に素晴らしいファシリティ。知っていたらNintendo Switch対応のHDMI変換アダプターを持ってきたはず。

なお楽天トラベルの宿泊プランにHDMI入力の記述はありません。掲載されている写真も私が泊まった部屋と異なり、HDMI入力は見当たりません。同じプランに複数の部屋あり、それぞれ設備が違うのかもしれません。HDMI入力が目当ての場合は事前に問い合わせた方が良いと思います。

机といえば、足の方に折り畳み式の机を発見。何もない白壁に向かって座るという達磨大師スタイルです。

ただ、どちらの机もあぐらをかいて座ることになります。仕事をするならやっぱり椅子がいいなあ。

コンセントがやたら多いのも特徴です。

ユニットバスは一般的なタイプ。ウォシュレットもついてます。

結局その日は布団に寝転びながらNintendo Switchの携帯モードでダラダラしてました。やっていたのはだいたい「スプラトゥーン3」のナワバトラー。初めてプレイしましたが面白いですね。

部屋飲みのビールも布団の上で。なんだか学生時代にもどった感じです。

ちなみに駅のすぐそばでしたが、夜は静かでした。

翌朝もマットレスのせいで布団を畳むことを断念。布団の上でFit Boxing 2のデイリーエクササイズに挑戦するも途中で挫折しました。

旅行に贅沢な非日常を求める人にはお勧めできませんが、普段布団で寝ている人が割り切って過ごす分には問題ないかと。「落ちそうなのでベッドが嫌」という人もいることだし、和室で泊まれる施設が減っている中、そういう人は狙ってみるのも良いかもしれません。

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