台中第二市場の「山河魯肉飯」が最高においしかったということで、同じ第二市場のライバル的存在「李海魯肉飯」に向かう機会をうかがっていました。が、この店は夜しか空いていません。
今回の滞在では毎晩のように夜市に行く習慣がついてしまったこともあり、忠孝夜市や一中街夜市から遠い第二市場へと脚を運ぶことはありませんでした。
滞在中どうしてももう1度、「魯肉飯」というか「焢肉飯」が食べたい……
ということで、ホテル付近で探して見つけたのが、台中駅から徒歩10分程度南に向かったところにある「陳明統爌肉飯」というお店です。

思いっきりお昼時にうかがうと、すでに5名ほどの列が。どうもみなさん持ち帰りのように見えますが、イートインの自分も素直に並んでみます。
並んでいる間に壁の品書きを注視。ご飯ものとスープ、滷味(ルーウェイ)と思われるおでん(煮物)が選べるようです。あと、弁当もありました。イートインの自分には関係ないと考えていたのですが、尚好池上便當と同じく、その場で食ることができたのかもしれません。
自分の番が来たのでメニューの「爌肉飯」の文字を指さしで注文しようとしたところ、「爌肉飯(脚庫)」と、「爌肉飯(三層)」の2種類があります。
後者の三層はおそらく、皮がついていないバラ肉(沖縄でいうところの三枚肉)だと推察。それだと「山河魯肉飯」の「魯肉飯」とは別物なので、山を張って脚庫をお願いしました。ついでにタンパク質をさらに摂取すべく滷味の豆腐も注文。
1名用の小さな机に座っていると、ぽんと目の前に置かれました。これが「陳明統爌肉飯」の「爌肉飯(脚庫)」です。

なんとも堂々とした皮がついています。「山河魯肉飯」よりでかい。分厚く、しかもプルプル。
台湾で出てくる豚皮は脂が抜けていて食べやすく、しかもしっかり味がしみている。日本のこの手の料理と違い、脂っこい気持ち悪さがないので好きです。ここの豚皮もそうですね。
皮の下には、ほろっと崩れる赤身が。肉のうまみが溶け出したような甘辛いタレも雑味がなくて良い味わいです。「山河魯肉飯」に比べ得ると、味がくっきりしている感じ、こちらもご飯によく合っています。

添えてある高菜はセルフサービスで、客が自由に入れられます。他の客をまねて、私も入れてみました。
中国本土でも出くわす、ちょっと堅めの豆腐。食べ応えがあり、日本でも食べたい品の1つです。これも味が染みこんでいてうまい。


「魯肉飯」や「焢肉飯」は、日本でいうところの牛丼のような庶民グルメなのでしょう。しかしそのクオリティは段違い。このレベルの一杯めしがさらっと食べられる、台湾の環境がうらやましい限りです。ちなみにお値段は90元(約450円)です。安いなあ。

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