東京でも好んで食べているあんパンと今川焼き。ここ台中でも同じような食品を見かけたので、毎日のように口にしていました。
まずは日本統治時代に広まったというあんパン。
これは家樂福(カルフール)で入手したものです。6日間の滞在中、おそらく2回は買っています。

うん、日本のあんパンと同じですね。海外でこのクオリティを手軽に得られるとは、あん好きとして実にありがたい環境といえます。


こちらはホテルの隣にあったコンビニのハイ・ライフ(Hi-Life)のあんパン。「紅豆麵包」=あんパンなのでしょう。こちらは6日間に4回購入。

小豆あんの風味と甘さがちょっと薄く感じるのですが、50代半ばの私には、これくらいがちょうど良い。ほどよい甘さに安心感を覚えます。日本にもこのくらいの甘さのあんパンがほしい。


別の日、同じHi-Lifeで同じ「紅豆麵包」を買ったのですが……今日はあんこが少ない(涙)。連日にわたる糖分の取り過ぎを未然に防いでくれたのでしょうか。

滞在2日目、たまたま通りがかった台中駅前で、今川焼き(大判焼き)の屋台を発見しました。台湾では「車輪餅」というそうで、店名は「一中街 大輪」。日本ではほぼ毎日冷凍の今川焼きを食べている(冷凍)今川焼きマニアとしては、チャレンジするしかありません。

しかしこのお店のおばあさんがたいそう無愛想な方で、話しかけてもまったく反応なく、自分の作業に没頭して目も合わせてくれない。「1つください」と手振り身振りで訴えかけていると、無言でできたてを紙袋に入れてくれました。ちゃんと聞いてくれていたのね、と安心。
大きさは日本の今川焼きに似ています。熱々です。お酒をやめてからの甘党なので、焼きたての今川焼きなんて子どもの時以来かと(今川焼きではなく車輪餅)。

1口頬張ってみると……あれ? と思うほど甘みの少ない小豆あんです。でも甘さが少ない分、小豆の風味が感じられる。なんともいえない素朴な味わいに、思わず声を出してハマってしまいました。

皮は薄くてパリッとしています。小麦粉が入っていない、いうなればカルメ焼きみたいな食感。これも新鮮でした。
普段は甘ったるい冷凍の今川焼きを食べているため、このうっすらとした味の小豆あんに衝撃を受けた次第。糖分の取り過ぎを気にしている自分にとって、これはこれでありがたい。
もっとも日本の今川焼きのようなガツンとした甘さを期待していると、肩透かしを食うこと間違いなしです。日本では受けないだろうな。
このときの衝撃もあり、翌日以降も「車輪餅」を見つけると買って食べていました。
これは忠孝夜市にある「甄 紅豆餅」の屋台。

こちらの皮もパリッとしています。しかし「一中街 大輪」よりもサクッとした歯ごたえで、小麦粉を思わせる多少の厚みがあります。

おばあさんのところの「車輪餅」よりは小豆の味が濃く、普段食べている今川焼きに近いのですが、やっぱり甘みが薄くて素朴な感じ。いやな雑味がなく、日本の(冷凍の)今川焼きより個人的に満足度が高い一品でした。
海外というのに、あんパンや今川焼き(車輪餅、紅豆餅)を気軽に食べられる台湾。日本統治の影響と考えるといささか複雑な思いを抱かざるを得ませんが、つくづく台湾の食文化は自分の嗜好に合っていると感じました。

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