大きな仕事が一段落したのと世間はお盆休みということで、1泊だけ日立市へ。
日立駅付近のホテルに泊まり、日の出の時間になったら海に昇る朝日を撮る、それがかねてからの計画でした。。
ただしここで懸念があります。Googleマップで見る限り、海に近いホテルはある。けれど航空写真で見る限り、海岸線はびっちりと防波壁で囲われていて、浜まで出るのが難しそう。さらに沿岸には国道6号線の旭高架橋が配置され、一部は海の上を縫うように走っています。これを避けて撮ることは困難に思えました。
そのためGoogleマップを見るたびに「ここはダメだろうな……」と思っていたのですが、以前から気になっていたホテル(ひたちオーシャンビューホテル&リゾート)が安かったので、思い切って出かけることにしました。「オーシャンビュー」という名前からして、最悪そのホテルの窓から海が撮れればそれでよし、という目論見からの行動です。
というわけで勝田での宿泊以来、約1カ月ぶりに常磐線の特急ひたちに乗り込み日立駅へ。

それにしても日立駅の駅舎は美しいですね。空港にありそうなガラス優先の造りですが、海を見渡せるロケーションとあいまって、まるでCGの中にいるかのようです。



見慣れた改札機がなければ、ここが駅だと気付かないかも。

そして海の上を国道が走ると珍しい光景。運転している人はどんな気分なのでしょうか。気持ちがいいのかな、それとも怖いのかな。私ならあの先のカーブで恐怖していることでしょう。

途中、海側に降りる階段があったので降りてみます。なるほど、あそこを降りてきたのか。結構高低差がありますね。

想像通り、意地でも海岸に出さないという意思を感じる防波壁。

沿岸にお住まいの方もいらっしゃることですし、行政が安全を優先するのは当然のことでしょう。東日本大震災でも人的被害を受けた地域でもあります。
一部壁が切れている場所がありますが、やはり海岸へは立ち入れない模様。しかしこのロケーション、巨大構造物を撮るのが好きな人にはたまらないのでは。見上げると実に迫力があります。

防波壁を生かした『ひたち郷土かるた』もありました。「モーターで町発展させた製作所」など、ご当地の名所やいわれ、産業・風俗が五七五で表現されていて勉強になりました。

ホテルにチェックインするときに聞いてみたのですが、やはりこのあたりには海岸に出られる場所がないそうです。まあ、仕方がないですね。
で、ホテル(4階)からの眺めはというと……思ってたのと違うなこれは。まあいいか。

例のカーブもよく見えます。

そしてこのホテル、エアコンも冷蔵庫もテレビもみんなHITACHIでした。さすが。



チェックインまで時間があったので、日立シビックセンターで『日立市平和展』を観覧してきました。日立市が受けた戦災とその後の復興を写真中心で展示した内容で、軍需工場が集中していたこの近辺では、激しい空襲や艦砲射撃があったそうです。その被害の大きさに唖然としました。

ホテルに戻ってから小休止したあとは、日没に合わせ、撮影できる場所があるかホテルの付近を探索。今度は南に向かうも、やはり防波壁が視界を遮り続けます。
ただし15分ほど進むと海岸線が高くなり、津神社のある場所で壁がなくなりました。ここは視界が開けており、東に海を見る絶好のロケーションと思われます。
とりあえず日没からしばらくの間、この神社の前で海を撮影させてもらいました。財布を持ってでなかったので、お布施ができずすみません。

海面に突き出た岩がかっこいいですな。手前の海面が赤く染まっているのは、津神社の後ろを走る道路の街灯によるものです。


さらに調べると、津神社のすぐそばに壁が切れている場所があり、そこから海岸に出られる模様。明日の朝、そこからの眺望を確認してみることにします。
夕食は日立シビックセンター近くにある、いばらきコープ日立店(ヒタチエ地下1階)で買った惣菜です。このスーパーにご当地パンとか和菓子はありませんでした。残念。

翌朝。昨夕に確認していた地点から海岸に降りて撮影することに。波が比較的穏やかで良かった。激しかったら、防波壁の階段の上にとどまって撮るつもりでした。
雲の形や流れる方向も悪くなく、それなりに狙い通りの画が撮れて満足です。ほぼ思いつきでここまで来たわけですが、今年、最も納得いく撮影になったと思います。

いったんホテルに戻ってから日立駅に向かい、隣接する有名なシーバーズカフェに伺いました。
この中ですね。

全方位ガラス張りということで落ち着かないかと思いきや、意外とゆったり過ごせます。駅の周りに時間を潰す店がなさそうなので(ヒタチエのドトールに行くしかない?)、また来たときのためにも、営業を続けてほしいです。
その他感想としては……クラブハウスサンドがおいしかった!


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