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静岡県の春の風物詩、新鮮な生桜エビを「ごはん屋さくら」でいただく

桜エビ=お好み焼きに入っている硬いやつ
 
くらいしか知識のなかった私が、初めて生桜エビを食べた話。
 
日本だと桜エビは駿河湾でしか獲れず、その桜エビを生で食べられるのは世界で静岡市だけとのこと。しかも解禁時期が2ヶ月ほどと限られています(今年は3月27日〜6月8日)。
 
だから桜エビの生食があるなんて、西日本出身の私が知らなくて当然でしょう。関東生まれの知り合いに誘われて、今回が初の実食となりました。
 
向かったお店は「ごはん屋さくら」。
 
 
1号線沿いに位置し、かつJR由比駅の裏手という立地のお店。

地図で見ると駅から歩いてすぐに見えますが、実はかなり迂回を強いられます。
 
ルートについては公式ページの動画が丁寧でわかりやすい。これを見ておけば良かった(笑)

まあこれくらい歩くのは平気ですし、桜エビを食べるだけにここにきたため時間もたっぷりありました。おかげで空腹感はいや増すばかりで料理への期待が高まります。
 
注文したのは「生桜えび丼」と「生桜えび使用の桜えびかき揚げ」。桜エビは由比産と台湾産を選べて、前者が250円ほど高い。もちろん由比産を選びました。
 
まずは丼ぶりがきます。見た目のインパクトがすごい。
 
 
桜エビは「海の宝石」といわれるそうですが、なるほど、透明感があり同時にキラキラしています。
 
 
恐る恐る食べてみると……噛むと殻から飛び出すエビの身が甘く、それが殻の食感と相まって不思議な味わい。生のエビとあって苦味やエグミも覚悟してましたが、これがまったくない。出汁醤油の旨みもあって、最後まで飽きずに食べられました。
 
かき揚げも素晴らしい。そしてでかい。
 
 
私の持つかき揚げの中のエビといえば、タネの一部といったイメージ。ところがこれは無数の桜エビを繋げてかき揚げを構成している感じ。
 
角が立っているため一見硬そうですが、箸で切れるほどサクサクしています。食感は軽く、広がる桜エビの香りがいい感じです。
 
52歳のおっさんにこの大きさの揚げ物はヘビーでしたが、箸が止まらず結局完食。ご飯に合う味なので、いま思えばかき揚げ丼にすればよかったかも。次の機会をうかがいたいです。

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