思ったより高価で贅沢だった香港の「飲茶」

旅行

香港滞在中に行きたかったのが朝営業の飲茶。しかし泊まっている尖沙咀だと11時00分や11時30分スタートの店が多く、朝営業の店が見当たりません(探し方が甘いのかも)。

そんな中、早朝にはほど遠いのですが、9時00分スタートの「陳師傅點心專門店」を近所に発見。計2回足を運びました。

この店に入ってまず面食らったのが、スマホを使ってオーダーすること。二次元バーコードで注文ページに入り、そこから注文します。日本の安居酒屋でおなじみのシステムですね。メニューには写真もあるし、これはありがたい(日本語はありませんが)。その後入店した「極上冰室」も同じ方式でした。

驚いたのが価格。飲茶というと庶民の食事というイメージを勝手に持っていました、どうも勝手が違う。

例えばこのトウモロコシ茶は12香港ドル(約230円)。これはまあ、こんなものでしょうか。

一度食べてみたかった「牛肉腸」。正式なメニュー名は「陳皮牛肉腸粉」なので、陳皮が入っているのかな?

柑橘系の香りと、細かいコリッとした歯触りが感じられます。皮はつるつるでもちもち。オイスターソースをかけない方が私の好みです。しかし、33香港ドル(約630円)と結構お高め。

菜心もあったので頼んでみました。がっつり量があります。ちゃんと切れて無くてちょっと食べづらかったけど、蒸してあるのか絶妙な柔らかさでした。31香港ドル(約590円)と、これもお高め。

こちらは「奶皇包」(ナイウォンバオ)。写真を見て適当に一般的な肉まんと思って頼んだつもりが……

中は卵でした。これが熱々で甘く、めちゃくちゃうまい。ふっくらとした皮も最高です。価格は29香港ドル(約560円)とやっぱりお高め。この「奶皇包」、あまりにも気に入りすぎて、滞在中に2回も頼んでしまいました。

同じく甘い餡の饅頭としては、こちらもおいしかったです。「壽桃包」(ジュウタオパオ?)。

何の餡でしょうか。ほんのり甘くて上品です。でも餡自体の食べ応えはしっかりしています。検索してみると蓮の実の餡が近いような。香港27ドル(約516円)。

日本でいうところのベーシックな肉まんに近いのがこれ。スクショを忘れたのですが、おそらく「叉焼包」(チャーシューパオ)。角煮まんといったところでしょうか。これも熱々でおいしかったです。

飲茶といえば、早朝にお茶と一緒にシンプルな点心を食べるイメージでしたが、思ったより量が多くて料金も高めでした。ただし居心地も良く、ちょっと贅沢な昼食としては満足する内容。本当は数人で訪れて、ゆっくりお茶と料理を楽しみながら会話を楽しむ場所なのでしょう。1人だとえらく高くつくというのがわかりました。

とはいえ、お茶と甘いものをたらふく食えるのは魅力です。お酒を断って甘党になった自分にとって、今後の主要な選択肢の1つになりました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました