お酒をやめてから甘いもの、特に小豆あんの味に目覚めたこともあり、旅先ではついあんぱんを探して買っています。ただしあんこに使われている砂糖が気になるため、1泊ならともく、長期の滞在中は控えたくなります(控えていませんが)。
そんな中、今回の函館滞在で最も食べたパンが「豆パン」です。初めてその存在を知ったのですが、あんぱんよりメジャーなのかと思うくらい、函館のそこら中でエンカウント。あんぱんではない何かを探していたこともあり、ちょうど良い出会いとなりました。まあ、これも甘いおやつパンの一種ですけど。
豆パンとは
「豆パン」とは、パン生地の表面付近に甘納豆をつけて焼いたパンです。Wikipediaの情報ですが、現在は北海道のみのローカルパンという位置づけで問題なさそうです。

以前から札幌などで見かけていたのかもしれませんが、私としては今回が初対面でした。
これまで意識していなかった理由は、なんせ名前が「豆パン」で、見た目もパンに豆がくっついているだけと地味だったからでしょう。今回もぱっと見、「パンに(炒り豆のような)硬い豆が入っているから豆パン? さすがにいらないなー」と思ったくらいですから。
しかし、1個食べて判明しました。これこそが私の求めていた、あんぱんに代わるものだと。
セコマの豆パン
滞在中、最もお世話になった「豆パン」が、セイコーマートで買った「しっとり豆パン」です。当初はセコマの「オリジナルあんぱん」を買っていたのですが(これはこれでうまい)、ふと隣にある「豆パン」の存在を認知したのが始まりでした。



上記の通り「なぜパンに(硬い)豆が?」といぶかしつつ原材料名の記述を見ると「甘納豆」の文字が。なるほど、これはいいぜと購入にいたったわけです。滞在中、あんぱんを毎日食べることへの不安もあり、なんとなく代替品を探していたのもあるのでしょう。
結果的に糖分を控えたい、でも何かしら甘いもの(特に小豆的なもの)を食べたい自分にとって、ちょうど良い存在になってくれました。パンがふっくらしているのも気に入りました。
というわけで、毎朝のように通ったセイコーマート函館松風店。ここの「豆パン」は自分にとっての「豆パン」の基準といえます。
セブンイレブンの豆パン
次はホテルの近くに所在するセブンイレブン函館宇賀浦町店の「北海道産豆の豆パン」(138円)。Wikipediaによると、製造元の株式会社ロバパンは「豆パン」の元祖だとか。ロバパンの公式サイトにもこの「特選豆パン」が紹介されていますね。
こちらも甘納豆には金時豆を使用。パンの上についています。印象はセコマで買ったものとそう変わりはありません。むしろ元祖ということで、こちらが基準とすべき「豆パン」なのかもしれません。パンはセコマのものよりちょっと香ばしいかも。



ローソンの豆パン
大森浜方面に散歩で出向いたとき、折り返し点として設定したローソン函館東川町店で発見したのがこの「しっとり豆パン」(145円)。



セコマはともかく、セブンイレブンに続きローソンにもあるとは、「道民はどんだけこのパンが好きなんだ」と半ば呆れたのを思い出します。製造者は(なんと)山崎製パン株式会社です。
ここの「豆パン」の金時豆が一番大きいと思います。パン生地もほどよい塩味があり、他の「豆パン」とはひと味違う印象を受けました。甘納豆がなくても味わい深いパンだと思います。
まあどの「豆パン」もシンプルなので、取り立てて言うほどの差はないかと思います。
マックスバリュ堀川店の豆パン
毎晩のように出向いた「マックスバリュ堀川店」にも、しっかり「豆パン」がありました。パッケージの表記は「北海道の豆ぱん」。セコマで買った豆パンと同じく、日糧製パン株式会社が製造者です。
うん、無難に「豆パン」ですね。



ここで売っていたパンとしては、「函館メロンパン」も印象に残っています。ぱっと見は一般的なメロンパンですが、バターが異様に濃厚でおいしく、一口食べてひっくり返りそうになりました。


この「函館メロンパン」も日糧製パン株式会社です。札幌の会社なので「なぜ函館?」と思ったのですが、工場が函館市内にあるようです。
まとめ
この「豆パン」、あんぱんより糖分が抑えられて健康的ですし、実に昭和を感じさせる素朴さが気に入りました。旅先で出会う地元パンとして、自分の中で高ランクに位置します。
もっとも甘納豆が載っているだけというシンプルなスタイルなので、華美に強化された現代の菓子パン業界において、全国区的なメジャーを狙うのはさすがに難しいでしょう。と同時に、いまだこの「豆パン」を一線級で愛でている、道民の質朴なセンスに好感を覚えました。
次に来道したときも、どこかで「豆パン」を買っている予感がします。

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