ヤマハのミニキーボード「Reface CP」を旅先に持ち込んでみた

Nintendo Switch

ミニ鍵盤なのに気持ちよく弾けるヤマハのReface CP。普段からデスクの横に置き、仕事の待ち時間や気分転換の際にちょろっといじって楽しんでいます。

年末年始に長期で移動・宿泊することになり、Reface CPを持って行けないかと考えました。

ということで、Protection RacketのREFACE専用ケースを購入。Amazonで7,480円でした。

■収納してみる

楽器用で有名なProtection Racketの製品ということで、イメージ通りのしっかりしたケース。6面それぞれに厚みのパッドが仕込まれているので、持ち歩く際の不安はかなり軽減されます。角面もかっちりしている印象。ファスナーも大きくて、予想よりも良い品だと感じました。

Reface CPを収納してみると、わずかに上下左右に余裕があります。Refaceシリーズにストラップをつけるためのアタッチメント、「KT−reface」をつけたまま収納するためでしょうか。バンパーのようなKT-refaceをReface本体に取り付ければ、さらに移動時の安心感が増すかもしれません。もちろんReface CPだけでなく、同寸のReface CS、Reface DX、Reface YCも収納できます。

前面の平型ポケットはそこそこ収納力があり、スマホや財布などを入れるのに使えそうです。特にうれしかったのが、ケースに入れたNintendo Switchと横幅がぴったりだったことです。

■移動してみる

今回の旅程は往路が新幹線と高速バス、復路が旅客機。

まずは新幹線の車内に持ち込んでみます。上部の荷物棚にケースを入れてみると、ちょっとはみ出すも収めることが出来ました。この程度の飛び出し具合なら、カーブで滑り落ちる恐れはないでしょう。気になるなら足元に置いておいても良いと思います。

このときはグリーン車に乗ったのですが、荷物棚の大きさはどの号車でも同じではないでしょうか(不明)。

次に旅客機。今回はJALでした。チェックインの際、もう1つのカバンであるthinkTANKphotoのAirport Navigatorを預け荷物にして、REFACEケースを手荷物として持ちこんでみます。

ケースの横幅は57cmなので、機内持ち込みサイズの60cmをクリア。実際、搭乗時にとがめられることはなく機内に持ち込めました。念のためチェックインのとき地上スタッフに「これ持ち込んで大丈夫ですか?」と尋ねたところ、即答でOKをいただいています。

席の頭上の荷物棚にもすっぽり入り、扉もちゃんと閉まってひと安心。一般的なフルサイズ鍵盤の61鍵モデルだと、こうはいかないでしょう。ちなみに、保安検査場も問題なく通過しています。

今回唯一の機内持ち込みの手荷物がREFACEケースということで、ケース前面の平形ポケットにスマホやNIntendo Switchを入れてみました。おかげで搭乗までの待ち時間をエンジョイできました。

問題は歩行での移動時。今回も駅構内、空港内、ホテルまでの歩道など、Reface CPを肩にかついで歩くシーンがままありました。Reface CPの重量は1.9kgあります。意外に平気でしたが、長時間歩くとなると、それなりに苦痛を覚えるかもしれません。

なお、Protection Racket製品のアウターに使用されるポリエステル生地は防水とのことです。

■宿泊時に使ってみる

今回の宿泊先は2件。どちらもいわゆるビジネスホテルです。

狭いビジホの机にキーボードがのるのか? と思いきや、奥行き17.5cmのReface CPということで余裕でした。さすがです。

ただし机の高さが自室と違うため、ちょっと落ち着かない感じ。とはいえ、本気で弾くわけではないので大丈夫です。椅子の高さが変えられれば良いのですが、さすがにビジホの椅子にそこまでは期待できません。

しかし、1件目に泊まった「ホテル シルク・トゥリー名古屋」の部屋の椅子、これがなんと高さを変えられたのです。かなり珍しいケースではないでしょうか。

Reface CPの内蔵スピーカーは音圧が低く、音量を上げなければ隣室への音漏れもそれほど気にしなくて良さそう(音質自体はきれいです)。また、このキーボードは打鍵音もそれほど大きくはない。今回は念のため、オーディオテクニカのインナーイヤーフォン「ATH-CKS550X」を直前に購入して持ちこんでいます。ReFace CPのヘッドフォン端子はフォーンコネクタなので、3.5mm→フォーンプラグの変換プラグも忘れずに持参しました。

■まとめ

お酒を飲まなくなったこともあり、旅行先のホテルで過ごす時間が長くなっています。そうした滞在先での楽しみの1つとして、Reface CPを持って行くのも悪くないと思った次第です。

とはいえプロの演奏家ではない自分にとって、横幅53cm・重量1.9kgのキーボードをがんばって持ち運ぶことはないんじゃないかな、とも。まあ61鍵フルサイズのキーボードと比べれば、Reface CPの大きさ・重さはかわいいものですけどね。それを考えると、ちょっと持って行きたくなる気持ちもまだ残っています。

次は横浜で4泊しますが、そこに持ち込むか悩み中。滞在中は仕事で外出していることが多く、ホテルに戻ってからもやることが多くて忙しそう。毎晩早く寝たいしなあ……どうしよう。

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