動画収録のアテンドで岡山県に出張していました。岡山駅近くに宿を取り3日間。そのロケの際にいただいたのが「えびめし」です。
岡山市の郷土料理として有名らしいのですが、個人的には初耳。ロケのお昼どきに「昼食何がいい?」となった際、候補として出てきて「?」となりました。フォトグラファーが内容を説明してくれるもよくわからない。
ということで撮影の移動の途中で立ち寄ったのが、瀬戸内市牛窓の「キッチンかいぞく」。小さな漁港の気軽なめし屋&ちょっと観光客向けのお店、といった風情。
メニューにはえびめし+エビフライ、えびめし+ハンバーグなどたくさん並んでいますが、フォトグラファーのおすすめもあり、ここは「えびめしオムライス」に決定。
ロケでの昼食はスタッフのやる気と連帯感を上げる重要な儀式です。一方で手早く済ませたく気が急くものでもあります。
そんな中、注文してからほぼ5分でえびめしオムライスが到着。早い。
メニューはオムライスですが、たまごで包まれていないというワイルドなスタイルで登場。フォトグラファー曰く「包んでいるときとそうでないときがある」とのことでやっぱりワイルドです。そして量が多いところもワイルド。
で、えびめしですが、Wikipediaから引用します。
基本的にはピラフの一種で、具に海老を用いたものを、ドミグラスソースとケチャップ、カラメルソースなどをベースにしたえびめしソースを絡めて黒褐色に仕立てたものである。付け合せとして錦糸卵を上にのせてキャベツの千切り(酢漬けやコールスローの場合も多い)を添えるのが一般的である。
出典: ja.wikipedia.org
なるほど、食べてみてわかりました。濃い色のソースのせいで辛いかと思いきやそんなことはない。不思議な味でするすると食べ進められる。さらにたっぷりかかっているドミグラスソースにより、謎に洋食感が高まっています。そういえばドミグラスソースも岡山っぽいですね。
結果的には大満足。紹介してくれた地元のみなさん、ありがとうございました。
こういう知らない郷土料理はまだたくさんあるのでしょう。すべてを体験するのは難しいでしょうが、今後も機会を見つけて新鮮な驚きを得ていきたいです。