2022年12月30日は、水戸市におもむいて1日に2度もそばを食べました。ビジネスホテルで一夜明かしての翌12月31日の昼食も、やっぱりそばに狙いを定めます。
そば+けんちん汁=「つけけんちん」|茨城県水戸市の「蕎麦居酒屋 まち庵 銀杏坂店」(ご当地麺類を食べる旅:28)
年越しに巨大な唐揚げを堪能…「水戸 上がりそば」のとり唐揚げそば
正真正銘、最後の年越しそばとして選んだ店が「肉けんちん蕎麦てけ丸」。基本的には立ち席のみの店になります。
前夜が「つけけんちん」だったので、今日は「かけけんちん」にしてみます。
けんちん汁にそばを入れる郷土料理は茨城県以外にもあります。例えば岩手県もそのひとつですが、ただしけんちん汁にそばを入れる「かけけんちん」の文化圏です。
その一方で冷たいそばをけんちん汁につけて食べる「つけけんんちん」は、茨城県全域に限られています(多分)。
せっかく茨城県にそばを食べに来たのですから、最後まで「つけけんちん」を食べ歩くのが良いでしょう。しかし昨晩「つけけんちん」を食べながらふと浮かんだ「これは“かけ”もいけるのでは?」……という思いが払拭できません。
ということで心の声に従い、「肉けんちんの“かけ”」を注文しました。
丼いっぱいに肉、のり、ねぎが山盛り。この下にそば、そして根菜類がゴロゴロと入っています。左の生卵は無料サービスでついてきました。
豚肉もたっぷり入っています。けんちん汁の肉といえば鶏ももですが、豚肉も結構合いますね。柔らくておいしい。
けんちん汁の具の種類は昨晩の「まち庵」と共通ですが、サイズがいずれも大きめでした。具が大きいとけんちん汁が持つ田舎っぽいイメージを強めてくれます。ほくほくの里芋がおいしい。
「まち庵」よりつゆがしょっぱくないのは、かけだからでしょうか。ごま油の香りがたまりません。そばも熱々で「かけにして良かった」と感じた次第です。
そば自体の風味を楽しむなら、やはり「つけけんちん」でしょう。常陸秋そばの自力を素直に感じられた「まち庵」の「かけけんちん」が忘れられません。でもひとつの丼でぐいぐい食べる「かけけんちん」も悪くありません。いずれにしても両方食べ比べることができてよかったです。
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