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大好きな立ちそば屋、JR桜木町駅の「川村屋」が閉店する事実にショックを隠せない

久しぶりに横浜みなとみらい地区で連泊することになりました。朝の楽しみはJR桜木町駅の改札脇にある「川村屋」。大好きな立ちそば屋のひとつです。

特にここの「とりそば」(390円)がたまらない。

軽く味のしみた鶏モモ肉。ぼろぼろに煮込まれているわけではなく、しっかり食感も残っています。

他の立ちそば屋でみられない種物ですが、ここでは立派に看板メニューでしょう。揚げ物よりあっさりしているけど、しっかり肉を食べている感じが良いです。

そして絶品なのがつゆ。甘みがあり、ちょうど良い出汁加減が好みです。甘いといっても「大船軒」ほどではなく、ふわりとした感じ。

このつゆ、太くてごわっとしたそばにも合います。こういうそばをわしわしと食べるのがいいんだよな。

座れるカウンターが店内にありますが、天気の良い日は外のテーブルで。

こちらは別の日に食べた「天ぷらそば」(420円)。揚げ油のコクがつゆに回り、「とりそば」とは別の味わいが楽しめます。

かき揚げは既製品かな。裏返すと平らなやつ。つゆがしみてぐずぐずに柔らかくなるとおいしくなるやつ。

今回の訪店で知ったのですがこの「川村屋」、今年3月末で閉店するそうです。理由は後継者が見つからないため。

集中線をつけたみたいになった

明治33年からのれんが続く店がなくなるのは本当に残念。個人的にも好きな店が消えることにショックを受けています。悲しい。

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