痛風がいったん治まったかに見えた4月22日、友人と一緒に富山県に行ってきました。目的は「本場でホタルイカを食べる」。それだけです。
居酒屋でホタルイカのボイルや沖漬けはよく注文するのですが、これまで刺身を食べたことはありません。それが本場で食べられると聞いての北陸行です。
決行当時はまだ脚の痛みがそれなりにある頃。「多少歩けるようになったし、ようやく治りかけてきたかな?」と、己の症状をなめくさっていた時期でもありました。
ということで友人と2人でやってきました、富山駅。「かがやき」は速いですね。
お昼時での到着を狙ったこともあり、すぐに「氷見きときと寿司」富山駅店に向かいます。
15分ほど待ってから着席。まずは盛り合わせから。大きく分厚いネタです。左端は富山湾名物の白エビ。
地方の回転寿司は静岡や金沢でも行くのですが、ここもすごくおいしい。「氷見きときと寿司」というチェーン名から、12月に訪れた氷見港のことを思い出します。
ホタルイカの握りもありました。酢みそあえですね。
身が大きくプリっとした歯ごたえ。いやあ、最高です。もっと食べたかったのですが、夜にホタルイカの刺身をいただくということで、ここは我慢しておきました。
調子に乗って頼みまくります。
その後は夕方まで時間を潰すため、レンタカーを借りて雨晴海岸までドライブ。途中で立ち寄った「雨晴ベイサイドカフェ」の居心地が良かったです。海を見ながら食事をする生活、あこがれます。
富山駅前に戻ってから、予約していた「だい人」にうかがいました。
念願のホタルイカの刺身。胴とゲソがわかれて供されます。内臓は生で食べられない模様で、きれいに取り払われていました。
一口食べると……つるっとした舌触りにコリコリとした食感、そこに強いイカの風味が加わり、美味としかいいようがない。ボイルも良いですが、これもまた味わい深いです。
こちらはホタルイカの天ぷら。食感が柔らかくなり、風味が増しています。
白エビの唐揚げ。サクサクでいくらでも食べられる感じ。
お造りの盛り合わせ。「ガンド」(ブリになる前の成長期、フクラギの次の形態)が最高にうまかった。
ブリ大根もすばらしい。染みた大根が締めにふさわしい逸品でした。
ちょうど1か月くらい外出してなかったこともあり、久しぶりに楽しい夜になりました。この時点ではその後、脚の痛みがぶり返して地獄を見ることに気づいていませんでした。
氷見といい、富山湾の幸は最高ですね。次はズワイガニかゲンゲかな。