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ぐるっと並んだ餃子の円陣 「福島円盤餃子」をひとりで完食

福島市の名物といえば「円盤餃子」。出張で福島市を訪れたの機に食してみました。

餃子が有名な都市はいくつかありますが、ここ福島市にも戦後の闇市から続く餃子文化があるとのこと。近年アピールしている「円盤餃子」も以前から当地で供されていたもので、フライパンで一度に焼くため餃子を円形に並べ、焼き上がりをそのまま皿に移したものとか。浜松餃子と同じ系統といえます。

うかがったのは「餃子の照井 東口店」。福島駅東口を出てすぐ、高架下のお店です。最終日の仕事が終わったあと、新幹線に乗るまでの待ち時間に訪れることに。開店時間の17時前からすでに7組ほどの列ができていました。

このときちょうど断酒を開始したタイミングだったので、「ビールが飲めないのに餃子とかつらすぎない?」と入店を軽く躊躇したのを覚えています。

が、それは杞憂でした。ノンアルコールビアテイスト飲料がしっかりメニューにあったからです。良かった……

断酒して気づいたのですが、ノンアルを置いてある店は結構多いですね。地方だとむしろ置いてない店の方が少ないかも。ビールのついでに酒造メーカーが卸せるし、何より車社会である地方との親和性が高いのでしょう。

少々悩んだのが何を頼むか。名物の円盤餃子を頼むと1皿に22個もの餃子が盛られます。さすがにひとりで22個は無理でしょう。メニューにも「2人前くらい」とあります。一方、「半皿」なら11個。ただし円盤ではない。

ここはやっぱり丸く餃子が敷き詰められているのをみたいじゃないですか。ということで1皿22個を注文。

来ました。おお、これは壮観。この餃子とタレ用の皿以外に何もついていません。

餃子のひとつひとつは小さめ。かつ餡もキャベツ主体・にんにく少なめであっさりとした感じです。皮も薄くてサクっとしています。あっさりしているだけでなく、ちゃんと肉の味わいも感じられるし、「餃子の満州」の餃子に近いといえば近い。意外と苦にすることなく完食できました。

これだけのクオリティの餃子が22個で1,500円は安い。まあ、おひとりさまは素直に半皿+ごはんセットをおすすめしますが。それにしてもドライゼロがあって良かった。

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