浜松市で国産うなぎを堪能した翌日。帰京する前にもうひとつの名物、浜松餃子をいただくことにしました。
実は前日の夜、東京でも見かける寿司グループ店で夕食をとったのですが、その際すでに浜松餃子を体験。浜松餃子は専門店というより、居酒屋や中華料理屋で供されるもののようです。
しかしながらできれば餃子専門店による浜松餃子を食べたい。ということで、近辺で唯一見つけたのが、元祖浜松餃子を名乗る「石松餃子」でした。
静岡県のほかに愛知県、埼玉県にも店舗を展開する餃子専門店。静岡県内の4店ある店舗のうち、JR浜松駅店に向かいます。
開店前にうかがったのですが、すでに10名のほどの待機列が。
当時は禁酒しておよそ2カ月目といったところで、アルコールなしでの食事にそれなりの自信をみせていたころでした。が、やはり相手が餃子がということで、ビールへの欲求がちょっと怖い。
しかし、待機列で渡されたメニューには「ドライゼロ」の文字が。これでなんとかしのげるとほっとしたのもつかぬま、私の前に並んでいたサラリーマンの集団が、ドライゼロの在庫を頼み尽くしてしまいました。彼らも出張のさなかの様子だったので、考えることは同じですな。飲み物はお冷やでがまんします。
浜松餃子といえば、お皿にぐるっと並べられた焼き餃子を思い浮かべます。
こちらは昨晩寿司チェーンで食べた浜松餃子。ちゃんと円盤ですね。このときは2名でいただきました。
石松餃子では「車盛り」というメニューがそれ。ただしその場合、出てくる餃子は20個と、ビールが飲めない私には少々多過ぎです。ということで、餃子10個の定食を注文しました。福島円盤餃子で食べ過ぎた反省もあります。
こちらが餃子10個入りの餃子定食(1,030円)。
餃子は想像通りのおいしさ。さくっとした皮に、野菜中心で軽めのあん。
1個あたりは小さめ。福島円盤餃子の「照井」と同じく、ばくばくといくらでも食べられそう。ここでもやっぱり「餃子の満州」を思い出しました。
浜松餃子といえば、ゆでもやしも重要なポイントとのこと。ほどよいゆで加減で、歯触りとともにジューシーな味わいも。タレともよく合います。そう、この店はタレも良かったです。
ビールを頼まなくなったせいか、白飯もおいしく感じられるようになりました。餃子に白飯、最高ですね。ごはん自体も大変おいしい。
こういうさらっと食べられる餃子が本当に好き。今後も同じような餃子店を開拓していきたいと思います。こういうときだけはビールを飲もうかな。