台中の忠孝夜市。ひっきりなしにそばを走るバイクが危なっかしいのですが、夜市なのにしっかり夕食がとれる点で気に入りました。
ただ、どうも臭豆腐の大きな店があるようで、その匂いがちょっときついエリアが……。台湾ということでこれは仕方がないかな。
台湾の料理といえば、台式牛排(台湾風ステーキ)が好きです。柔らかくつけ込まれた牛肉の深い味、そしてわずかに中華を感じる謎のおいしいソース。安い割にボリュームたっぷりで、初めて食べたときは「日本にもあれば……」と感じたのを覚えています。
そんな台式牛排が忠孝夜市にもありました。店名は「老夫子牛排」。他の店と同じように、屋台の奥にしっかりしたイートインスペースがあります。これは入ってみるしか。

メニューも見ずに店頭で元気よく「Beef Steak!」と注文。しどろもどろにソースを選んだところ、「Where are you from?」と店員からいぶかしげに返ってきたので「Japan!」とスムーズなやりとり(のつもり)。その後、「スープと飲み物は自由です」と日本語への翻訳を表示したスマホ画面をみせてくれました。そうでしたか、台湾語はもちろん英語もダメそうに思われたっぽい(その通り)。
牛排が来る前に、コーンスープとお茶(2種類あり)を確保します。奥にパンもあったようですが、本日3回目の炭水化物ということで我慢します。


待つこと5分くらい。熱々のステーキ皿の上、マッシュルームソースがたっぷりかかった台式牛排がきました。鉄皿で跳ねるソースの音がすごい。

つけ込まれた柔らかな牛肉がうまい。日本の分厚いステーキ肉とは異なるおいしさです。中華料理の何かの味を微量に含んだマッシュルームソースとの相性も素晴らしい。


そして肉の下にたっぷり敷かれたパスタ……と言って良いのかなこの麺(パスタではなく「鐵板麵」という中華麺やうどんを使った定番の付け合わせ)。軽くソースがからんで実にうまい。加えて、鉄皿が作り出す軽い焦げが食欲を増進させます。炭水化物は避けるとかいいつつ完食。屋台なのに今夜は満足度の高いディナーとなりました。

料金は200台湾ドル(約1,000円)。夜市にしては高価に感じますが、ステーキなので仕方ありませんね。日本のステーキチェーンで食事するより断然安いし、この味は日本では出会えません。ぜひ進出してほしいです。

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