自分の不注意から冷蔵庫を壊してしまい、それを機に新しい冷蔵庫を購入しました。
以前の冷蔵庫は一人暮らしを始めたのをきっかけに買った製品で、かれこれ30年近く使っていることになります。140リットルくらいの2ドアでシャープ製。自炊はするけど食材はなるべくその日に使い切る私にとって、ちょうど良い大きさでした。
これが前の冷蔵庫。京都から東京まで、7回の引っ越しに付き合ってくれました。
その耐久性能に文句はなく、何の不満もなく使用していたのです。1回だけ夏場に冷えなくなる現象がありましたが、多分これは冷蔵庫の背面が壁に近かったためか、床との間にでかいゴミがあったためと思われます。
今回の事故の顛末は次の通り。
缶ビールを満杯に詰め込んだ最上段のスライド式棚を引き出そうとしたところ指が滑り、ビールの重みで棚が勢いよく出てきてそのまま落下。それがドアの付け根にある突起を破損。この突起が庫内の冷蔵をオンオフするトリガーになっていたようで、事故後は冷蔵庫の中が全く冷えなくなりました。
壊れた箇所に指を入れて押し込むと冷気が出てくるのがわかります。自力で修理することも考えたのですが、直るまで冷蔵庫なしの生活は辛いので、ここは新調しようと決意。
というわけで、以前と同じメーカー、シャープのSJ-D15Gをヨドバシドットコムで購入しました。税込4万40円。Amazon.co.jpや楽天市場でも同じような値段設定でしたが、ヨドバシドットコムにしたのは設置無料が明記されていたから。
これまで使っていた冷蔵庫とほぼ同じ152リットルで2ドアです。若干庫内が広くなり、照明がLEDへと進化しました。見た目もスッキリしており満足です。今まで使っていた電子レンジも無事載せられました。
奥行きが増えたため、これまで無理だった皿2枚が入ります。皿はこの2つしか持っていませんが。
以前と違って冷凍庫が下に。冷凍庫はほとんど使わないのでこれは助かります。
駆動音の音質がこれまでと違い、少しだけ高音が耳につく感じ。音の大きさはさほどでもないので、すぐになれると思います。
感心したのは、以前の冷蔵庫にあった卵を立てる備品(卵ケース)がついていなかったこと。卵ケースは製氷皿と同じく冷蔵庫の必須アイテムだと思っていたので、ちょっとびっくりしました。私はそこに「卵はパックのまま入れろ」というメッセージを感じとったのです。
こんな感じで。
よく考えてみたら現在は卵はパックに入っているのが当たり前であり、卵ケースは必要ないはず。私自身「卵はパックで売っているもの」という認識で生きてきたわけで、前の冷蔵庫を買った時代くらいまで、つまり昭和のどこかのタイミングまでは、パックではない購入パターンがあったのでしょう。冷蔵庫も私も歳をとったわけです。